怪盗ミット・ナイト

ライトジュエル



「皆様、今宵はお集まりいただきまことにありがとうございます。今日は私の宝『ライトジュエル』の御披露目パーティとされております。そしてあれが今日の主役『ライトジュエル』です。」

ともう一箇所にライトが当てられた。



「「「おぉ。」」」


すごい綺麗…。
参加者の声が上がるのも分かる。


だけど、なにか違和感がある…。

なんだろう??


トン

「きゃ。」


「あぁ!!すまない大丈夫ですか??」

ワインを持った方がぶつかってきたんだ。


「えぇ。少々濡れただけですので…。」


「それは、申し訳ない。今、着替えを持って来させよう。」

え??なにいってんの

「さぁ、早く。」


「え、ちょ」


桐に絶対怒られる…。


ってゆうかこの人なんなのよぉ


捕まれてる腕が痛い…。


……誰かきずいて……


   
    ◇杏樹side◇  END



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