龍の女神となるべき姫【下】 更新停滞中
「この手を凶器にしてほしくねぇんだ」
悠基はフォローしてくれてるんだ。
さっき、女を差別した男に私がムカついたことに気づいたから、喧嘩してほしくない理由をちゃんと教えてくれてるんだ。
・・・・
女だから引っ込んでろ、って言ってる訳じゃないよって。
だったら、私が出てきたことは無駄だったのかな?
『私、しゃしゃり出て来ちゃったね』
「……ばかやろ。おかげで勝てるさ」
悠基は私の頭の上にポンと手を乗せた。
「亜美。―――……」
『え』
次の瞬間には、悠基は私を背に庇って立っていた。