出会いは密室で[完]
「でもチューしたのはナイスよ優科ッ」
あれ。
あたしそんなことまで喋ってた?
「しかも、あいつ。彼女居ないんでしょ?」
「あー…そうみたいだねぇ...」
「優科ッ!こうなればもっと積極的に行かなきゃッ」
まだ落ちているあたしを見て
茉那は喝をいれる。
でもさぁ...
「相手はあの橋本冴美だよ...?しかも幼馴染って...」
「それがなに?」
「なにって...すごい美人だし、優しいし。ずっと前から桐野くんのこと好きだし。」
すべてが
あたしに劣等感を与えるような人。