出会いは密室で[完]
ぶつかった衝撃で
あたしは教室の床に座り込んだまま。
「おとなしくしてな」
こ...この声...。
あたしは恐る恐る
視線を上に向けた。
「あ...りさ...ちゃん......?」
ピシャンッ―――――――――
名前を呼んだ瞬間
扉が閉まって
あたしの前に居た
有沙ちゃんの顔が
薄暗くて見えない。
「おせーよ有沙ー」
「悪い、ちょっと先約があって」
「まぁいーじゃん。俺らはこれからタノシーことすんだし。」
ドクン...ドクン...。
床に座ったまま
あたしはなにもできない。