出会いは密室で[完]
チャイナ服のせいで
生足が余計に床に触れて冷たい。
「優科。」
「な...に......?」
有沙ちゃんに話しかけられて
身体が震える。
「もう、遥人くんに近づかないでくんない?」
「...え?」
「それが約束できるんなら、こっから出てっていい」
桐野くんに近づかない...?
「で...出来ない...。そんなこと」
「ふーん...」
上から見下したような声。
有沙ちゃんはあたしの目線に合わせて
しゃがみこんだ。