チョコ色の放課後



やっともらえた愛する直からのチョコを一口・・・


甘いよ。

甘いのに、なんだか苦い。


あっという間に俺の口の中で溶けたチョコ。


それは、俺の前から消えてしまう直のように・・・


口の中で溶けてなくなった。




『疲れたときはチョコだよ』

去年の直の言葉が甦る。



去年は、あんなに遠かった俺達。

心が通じ合い、愛し合い、もう何も怖くなかった。


もう

心の中に穴なんかなくなってた。

心の中には、お前への愛が溢れていた。

お前からの愛と俺の愛が合体して、見たこともないような大きな『愛』に成長していた。


誰よりも大事で

誰よりも愛してる。




< 28 / 70 >

この作品をシェア

pagetop