チョコ色の放課後
やっともらえた愛する直からのチョコを一口・・・
甘いよ。
甘いのに、なんだか苦い。
あっという間に俺の口の中で溶けたチョコ。
それは、俺の前から消えてしまう直のように・・・
口の中で溶けてなくなった。
『疲れたときはチョコだよ』
去年の直の言葉が甦る。
去年は、あんなに遠かった俺達。
心が通じ合い、愛し合い、もう何も怖くなかった。
もう
心の中に穴なんかなくなってた。
心の中には、お前への愛が溢れていた。
お前からの愛と俺の愛が合体して、見たこともないような大きな『愛』に成長していた。
誰よりも大事で
誰よりも愛してる。