切ない恋物語
俺は次の日。早めに学校に向かった。




夢果に会いたくて。




教室のドアを開けると、夢果は来ていた。夢果は俺に気付き、笑顔を見せてくれた。
「おはよう」
夢果は言った。
「おはよ」
俺は自分の席に座った。
「今日は、いつもより早いね」
「あぁ、早く目が覚めたから」
俺は言った。





ほんとは、夢果に一秒でも一分でも早く会いたくて、朝もいつもより早く起きた。





「夢果、今日の放課後なんだけど、ちょっと時間いいかな?」
俺は聞いた。
「いいよ」
夢果はO.K.してくれた。





俺は今日、夢果に告白します。






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