No.▼1
少しデカめの白衣を
サラッと着こなした
神山先生は
苦笑しながら言う
「ただ単純に
先生達いっぱいいたし
昨日蔵野さんにコーヒー
溢して火傷させたし
それがあそこで
赤裸々にバレたら
厄介かなあ..って」
「そんだけですか?」
「うん、」
ええ...
落胆しかけたあたしは
眉をしかめてえぇ、と呟いた
「ただ袋渡すだけですよ?」
注意深く行動しなきゃでしょ?
神山先生は風に吹かれる
前髪を少し手でおさえて
ニッと笑う