No.▼1
ドド不機嫌のゆうな
の横であたしは
借りられた猫のように
大人しく座っていた
どーせなら伏せちゃうかな
向かいの翔子を見て
ふわふわして気持ちで
あたしも伏せた
ぁ!伏せんな!藍っ!
ぐぃぐぃとYシャツを
横から引っ張られる
「ぁんたはプリントでしょーが!」
おっおかん!?
とツッコんでくるゆうなに
あたしの娘はあんた以外
おらんがね!とノリはノリで返した
「はいはい、漫才はぃーから」
苦笑しながら
整った顔をしかめる
神山先生を見たら
ぁあー、カッコぃぃ
って普通の女子は言うだろうけど
あくまであたしとゆうなと
翔子は全く無関心なため
あ、神山先生苦労してんな
とつくづく思うばっかしだった