Jr.LOVE〜中学生の恋〜
中学校入学
桜が咲き、寒い時期から温かい季節になり、入学、進級の時期。
焦げ茶色にセミロングの髪…
くりくりした目に高い鼻。
髪をなびかせ、クラス発表の紙を見ながら、呟いた。
「生徒…こんなに多いんだ…」
呟きながら‘山本凉飛,という文字を探していた。
‘1年1組18番山本凉飛,
「あった!!」
すぐに靴からシューズに履きかえて、3階に駆け上がり1年1組の教室に入った。
シーン…
36人の生徒が静かに座っていた。教室に入ったらすぐに小学校が同じだった人を探そうと思っていたが、それどころではなかった。
入った瞬間すべての人の視線がこちらに向いた。 顔が熱い…
今、恥ずかしくて絶対顔真っ赤だよ…
おどおどしている俺を見て担任の高橋先生が声をかけた。
「山本君の席はあそこだよ。」
1番後ろの席を指差しながら言った。
「あ…ありがとうございます。」
高橋は、はっきり言って気持ち悪い…。
小さい身長に太った体。動物に例えると、たぬきかな。
俺が席に座った途端、
先生が口を開いた。
「みんな揃いましたね。まず自己紹介をしましょう。」
絶対ある自己紹介。
「面倒臭いなぁ…。」
と俺は呟いた。
名簿番号順だから俺は1番最後だ。
良いような悪いようなって感じ…。
「凉飛!?」
小声で隣から聞こえた俺の名前。
隣を見てみた…。
「美咲!?」
びっくりしながらも小声で言った。
美咲は小学校の頃けっこう仲が良かった女友達である。
美咲が隣にいただけで微妙に安心できた。
美咲と小声で話してるうちに俺の番がきた。
「山本凉飛です…。仲良くして下さい。」
パチパチパチパチ…
みんなから拍手をもらった。
顔…真っ赤だっただろうな。
そして女子が最後まで終わり、10分の放課になった。
同じ小学校だった人は、男子18人中7人ぐらいいたから安心できた。
放課中は、同じ小学校だった友達と話して過ごした。
キーンコーンカーンコン…。
小学校のとは、微妙に違う放課終了を知らせるチャイムがなった。
焦げ茶色にセミロングの髪…
くりくりした目に高い鼻。
髪をなびかせ、クラス発表の紙を見ながら、呟いた。
「生徒…こんなに多いんだ…」
呟きながら‘山本凉飛,という文字を探していた。
‘1年1組18番山本凉飛,
「あった!!」
すぐに靴からシューズに履きかえて、3階に駆け上がり1年1組の教室に入った。
シーン…
36人の生徒が静かに座っていた。教室に入ったらすぐに小学校が同じだった人を探そうと思っていたが、それどころではなかった。
入った瞬間すべての人の視線がこちらに向いた。 顔が熱い…
今、恥ずかしくて絶対顔真っ赤だよ…
おどおどしている俺を見て担任の高橋先生が声をかけた。
「山本君の席はあそこだよ。」
1番後ろの席を指差しながら言った。
「あ…ありがとうございます。」
高橋は、はっきり言って気持ち悪い…。
小さい身長に太った体。動物に例えると、たぬきかな。
俺が席に座った途端、
先生が口を開いた。
「みんな揃いましたね。まず自己紹介をしましょう。」
絶対ある自己紹介。
「面倒臭いなぁ…。」
と俺は呟いた。
名簿番号順だから俺は1番最後だ。
良いような悪いようなって感じ…。
「凉飛!?」
小声で隣から聞こえた俺の名前。
隣を見てみた…。
「美咲!?」
びっくりしながらも小声で言った。
美咲は小学校の頃けっこう仲が良かった女友達である。
美咲が隣にいただけで微妙に安心できた。
美咲と小声で話してるうちに俺の番がきた。
「山本凉飛です…。仲良くして下さい。」
パチパチパチパチ…
みんなから拍手をもらった。
顔…真っ赤だっただろうな。
そして女子が最後まで終わり、10分の放課になった。
同じ小学校だった人は、男子18人中7人ぐらいいたから安心できた。
放課中は、同じ小学校だった友達と話して過ごした。
キーンコーンカーンコン…。
小学校のとは、微妙に違う放課終了を知らせるチャイムがなった。