うたかた
「どうしてあんなに切ったりしたの?」
悲しそうにセンセが言った。
「切り出したら止まらなくなっちゃったの。
自分が嫌いなのかも知れない…。」


そう答えながら涙がにじむ。
「泣かないで。」
そう言ってセンセは頭を撫でてくれた。


あたし、センセがスキだよ。
気付いて、でも、気付かないで。
センセの傍に居られたら
切らないで居られるかも知れない。


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