藍色の砂
『は?とんだけ安心されてんだよ
ボクは。一応男なんだけどな。ハハ。』
『昊こそ、どうしてバイト始めたの?』
『ん…単なるバイク買い換えたいから。』
ホントは車が欲しいんだけどね。
『そっか。迷惑だった…?私がバイト
始めたこと。』
やけにしおらしく聞いてくる。
ん?調子狂うぞ?
『いや、いいんじゃん?安心されてる
ボクは送り届ければいいんだろ?』
久しぶりに笑い合う二人。
『大丈夫だよ。家近いし。』
『この前告白されてた先輩に送って
もらうんなら別だけど?』
視線を外してボクが言うと、
かなり驚いた様子で
真っ赤になりながらテンパってる
姿が笑える。
『な、な、なんで知ってんの?
アレは違うし!』