突然やってきたお姫様
「ほーたるっっ!!なんでこんな男くさいとこなんて来たのっ??
男女共学だけど、男しかいなとこなのに」
なんか馴れ馴れしいやつ来たしッッ・・・!!
「あたしもよくわからないけど、お父さんの仕事関係で勝手に学校決められただけなんです~。そしたら男しかいなかった...みたいな??」
「ふぅ~ん。あっ!!申し遅れた!!
おいらの名前は宮内光。よろしくなっっ!!」
「あ、はいッッ よろしくお願いします」
またペコリと頭を下げるあたし。
光君か。なかなかの美青年だ。(って何思ってんだッッ)
「俺は竜太!!これからよろしく!!」
「こちらこそ...」
こんな感じで、一人一人があたしに挨拶に来てくれた。
最初は怖いイメージしかなかったけど、
けっこう皆優しかった。
「ってか螢ってちっこくね??身長いくつよ??」
光が聞いてきた。
「ん...と、148だったかな??」
「わっちっこ!ってかかわいいっ
ミクロサイズや!!」
「ヒャッッ!!」
急に光が抱きついてきた。