恋が降った日

初恋



あれからあたしはあのときの心樹の瞳がいつも頭の中から離れなかった。




それでも日々はただゆっくりとすぎていく。




心樹と話す事もなく。1ヶ月がすぎようとしていた。






だけどあたしはたぶん気づいていた。




目がいつだって心樹のほうを向いていることに・・・





心樹が『友達』っていう存在じゃなくなってきている事に・・・・




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