たとえ神様に嫌われても
「桜羅…?朝よ。大丈夫?」

「ん…ぉはよ…ママ」


バレないように
そっと涙の跡を消す



ピンク色のカーテンから
朝日がそっと顔を出す


もう…朝がきちゃったんだ




神流…
あたしがきっとあなたのことを
忘れる日はきっとないよ

何年経っても


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