光の姫は誰を選ぶ
何度か教室を開けて中を確認するのだけど女の子は見つからない。
まさか。もう目が覚めて教室にはいないとか?
最悪の事態を考えているとフウタ君から声を掛けられる。
「ヒカリ。今気付いたのですがここ一度通りましたよね?」
「えっ?」
フウタ君をまさかの一言にあたしは驚きの声をあげる。
ここを一度通っている? そんなことって…
「これを見て下さい」
フウタ君が指差す所を見ると教室の扉がほのかに緑色に光っていた。
「あの光は?」
何の光かわからずにそう聞き返す。
「あれは僕の能力を視覚化したものです。何か嫌な予感がしたので通った道に印としめ風の力を残しておいたんです」
へぇー。能力にはこんな使い方があったんだ。
って、そうじゃなくて!
「もしかしてまた空間が切り離されたってこと?」
「考えられるのはそれしかないですね。その証拠にさっきまで聞こえていた目黒さんのピアノの音がしません」
そうフウタ君に言われて耳を澄ませるとピアノの音は消えていた。聞こえるのはあたしとフウタ君の声だけだ。
まさか。もう目が覚めて教室にはいないとか?
最悪の事態を考えているとフウタ君から声を掛けられる。
「ヒカリ。今気付いたのですがここ一度通りましたよね?」
「えっ?」
フウタ君をまさかの一言にあたしは驚きの声をあげる。
ここを一度通っている? そんなことって…
「これを見て下さい」
フウタ君が指差す所を見ると教室の扉がほのかに緑色に光っていた。
「あの光は?」
何の光かわからずにそう聞き返す。
「あれは僕の能力を視覚化したものです。何か嫌な予感がしたので通った道に印としめ風の力を残しておいたんです」
へぇー。能力にはこんな使い方があったんだ。
って、そうじゃなくて!
「もしかしてまた空間が切り離されたってこと?」
「考えられるのはそれしかないですね。その証拠にさっきまで聞こえていた目黒さんのピアノの音がしません」
そうフウタ君に言われて耳を澄ませるとピアノの音は消えていた。聞こえるのはあたしとフウタ君の声だけだ。