光の姫は誰を選ぶ
フウタ君が何を考えているかわからずにフウタ君のいう通りに光の能力を使う為に左手を壁にかざしながら目を閉じて集中する。


イメージするのは光の玉だ。


じわりとフウタ君の左手に繋がれた右手に汗をかくのを感じる。その手をフウタ君がギュッと握ってくれて安心する。


そうやって集中してると今度は壁にかざした左手がじわじわと暖かくなってくる。



よし。もう少し。


更に集中してから目をそっと開けるとあたしの左手にはサッカーボール大の光の玉が出来ていた。



「はあぁぁぁ!」


そう叫びながら光の玉を放った。



あたしの放った光の玉はまっすぐに壁に向かっていくと、パリーンという音がして壁が壊れた。





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