天使の恋愛日記



なかやんと私の出会いは中学時代に遡る…


数学が大の苦手ななかやんと
数学は得意だけど先生が嫌いな私は
よく二人して数学の授業中寝ていた。


そんな二人を先生は必ず当て、
よく二人で前に立たされ問題を解いた…


もちろん解いたのは私だけ…


なかやんはチョークを持ったまま
動こうとしない…

正しくは動けなかったんだけど…


大して話した事のないなかやんを
なぜかその時助けたくなって――

先生の見てない隙に
なかやんの問題も解いた――


それからなんとなく話をするようになった。


なかやんと話すようになって


初めて付き合ったのは中3の冬だった。





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