天使の恋愛日記
「あーもう!!あのさ!!」
今度はやけになってる…
勢いに任せて言うつもりだ。
そういえば告白された時も
こんな感じだったなぁ…
ん?告白??まさか…
顔を上げるとまっすぐ私を見つめる
なかやんがゆっくり口を開いた。
「あのさ…花咲は…彼氏いんの?」
先細りになっている声でそう聞かれる…
「彼氏はいない…」
「そっか!!ケータイあれから変えた?」
なんとなく声のトーンが上がるなかやん。
「ううん…変わってないよ」
「そっか…じゃ今度飯でも…」
「花ちゃん!!!」
林先生が走りながら声をかけてくる。