《完》蜜恋☆LOVERS 〜幼なじみは独裁者!?〜
当たり前だという顔で
サラッと言って、如乃は
その写真をカード投げの
ように投げてよこした。



器用に片手でキャッチした
陸は何気なく写真を覗き
込み――そしてかすかに
目を見張る。



「……特別な関係じゃない
って、両者否定してる
らしいけど。

会長にしたら、この時期に
ちょっとマズいことしたよね」



「……………」



陸は黙って如乃の声を
聞いていた。


視界の中では、結愛と薫が
仲よさ気に一つの椅子に
座っている。



薫が結愛の頭に伸ばした
手が、妙に目から離れなかった。


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