大好きな君へ
◆◇side千奈◆◇


「んん……」


気がつくと、真っ白な世界にいた

確か、前にも来たことがある

そう、ウタと合ったとき



すると、ぱっと目の前にウタが現れたら

『千奈、久しぶり』


私は、一番聞きたい事をウタに聞いた



「私、消えちゃうの?」


すると、ウタは急に真剣な顔になった

『消えはしないわ』

そして、呆れたように話しはじめた


『あれだけ力を使いすぎたらだめって言ったのに………まあ、今回はクウのおかげで助かったけどね』



「クウって?」


すると、辺りがピカッと光って、銀髪銀眼の綺麗な顔の男の人がいた

『俺がクウ、空間を統べる神、空間神クウだ』


空間の神様ね……これまた凄い人が……


すると、ウタが真剣な顔になって、話しはじめた


『千奈は、平助君を治した時には、とても危険な状態だったの』

「危険な?」

『そうねぇ………千奈の力が10あるとしたらその時は、0・5ぐらいかな』


私は、疑問点を話した


「私の力って限りがあるの?」


すると、ウタは頷いた


『えぇ……この世に無限の力なんて存在しない………』


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