大好きな君へ
ぱちっ

「ふわぁ……朝か……」

私が目を覚まして、起き上がると、


ぎゅっ


平助君が手を握っている

やっぱり、平助君は優しいな……


すると、


むぎゅーっ


「ちぃ、体大丈夫?」

平助君が飛び起きて心配そうに聞いてきた


私は、平助君に抱きしめられたまま頷た


すると、平助君は私からそっと離れた


そして、真剣な顔になった


「ちぃ……俺に何か隠してないか?」


ドキッ!!


「な、なんにも隠してないよ?」


平助君は私の言葉に納得いかなそうな顔をしたが、それ以上は聞かなかった


今日はきおつかったのか、佐之さんと、ぱっつぁんは来なかった


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