大好きな君へ
私は、朝ごはんのかたずけが終わり、一人、縁側でぼーっとしてた


私の命は残り少ない


だから、私は考えた

私が新撰組の皆に残せる物は……


そういえば、私って字がかけない


すると、丁度よく山南さんがきた


「山南さん、お願いがあるんですが……」

すると、山南さんはすこしビックリしたけど、優しく微笑んだ


「私に出来ることなら」

「本当ですか?……実は、字を教えてほしいんです」


すると、山南さんは以外そうな顔をした

「字ですか?」

「はい!!実は私、字が書けないんです」

すると、山南さんは微笑んだ

「分かりました、じゃあ、明日から教えますよ…私は部屋にいるんで来てください」

「ありがとうございます」

そして、山南さんはどこかに言ってしまった


これで、皆に手紙が書ける


私は決めたんだ


一日一日を大切に生きるって


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