大好きな君へ
そして、そのまま通りすぎようとすると、ぱっつぁんに腕をガシッと捕まれた

「消えたってどういうことだ!?」


俺は虚ろな目で、さっきあったことを話した




「っ……なんてこった……」


佐之さんとぱっつぁんは、目を丸くした


そんなぱっつぁんと佐之さんを通りすぎて、俺はフラフラと廊下を進んだ




部屋につき、勢いよく前に倒れた



「……っ…くそっ」


さっき流しきったはずなのに、涙があふれでてくる


何で俺はこんなに弱いんだ?


ちぃの存在がどれだけ大きいか思い知らさせた


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