大好きな君へ
そして………


ちぃがいなくなって一月


俺は、隊務はこなすが、笑えなくなっていた


今日もおんなじように隊務をこなして、部屋にいた


すると、


「平助、夕飯だぜ」


と、佐之さんが入ってきた


「あぁ、いまいく」


俺は、愛想笑いを浮かべて佐之さんと広間に向かった


広間につくと、もう皆が集まっていた


そして、俺と佐之さんが席につくと、夕飯が始まった


俺が飯を食べていると、総司が、


「今日はとっても、おいしい甘味屋を見つけたんですよ!!」


と言った


すると、ぱっつぁんが


「おおっ!!そらぁいいじゃねぇか!!」


と言った


総司も、ぱっつぁんも、悲しいはずなのに俺に気いつかって明るく振る舞って


俺は、どんだけ迷惑かけてんだ……


「ごちそうさま……」


俺は、まだ食べ終わってないお善をもって、立ち上がった


「っ、お、おい、平助もう食わねぇのか?」


ぱっつぁんが止めようとしたが俺は、そのまま部屋を出ようと襖をあけた


そして、廊下にでた





「っ……!?」




心臓が止まるかと思った



ガシャンッ


手からお善が滑りおちた



「なんだ!?平助、どうした!?」


ぱっつぁんがこっちをみて叫んだが、そんなの耳にはいらない



俺は、そのままあふれでる涙をそのままに走りだした






















「ちぃっ!!!!」


< 202 / 204 >

この作品をシェア

pagetop