大好きな君へ


「…………っ……バカちぃ……お前がいなきゃ意味ないんだよ……」



昨日出しきったはずの涙がまた無限に溢れでてくる


どんなにてを伸ばしたってちぃに触れることはできない

どんなに想ったってちぃに会えない




もどかしい気持ちが胸を支配する



ちぃの声を聞きたい

頬に触れたい

力一杯抱きしめたい





でも、出来ない……






「俺って、こんなに弱いのか?」


俺は、その日一日部屋にこもった


< 201 / 204 >

この作品をシェア

pagetop