御曹司の溺愛エスコート
チャーターしているリムジンがホテルのエントランスで待っていた。
それに乗り込み、リサの入院している病院へ向かった。


病院へ向かう車の中の桜は言葉が少なかった。

リサの病状が心配だったせいだ。
祖母と同い年のリサ。そんなか弱いお年寄りが頭を何かで殴られたのだ。

どうかリサのケガが軽くて済みますように……。

膝の上に置いた手は組まれ、桜は祈っていた。


20分後、リムジンは病院へ到着した。
ナースステーションでリサの部屋を聞き、部屋に向かう。


6人部屋の入り口の側のベッドにリサはいた。
ベッドの上に置き上がっている。


「サクラ!」


桜を見ると、ホッとした顔になった。


「サクラ、無事で良かった」

「リサ、ケガは……大丈夫? 痛む?」


リサの頭は包帯で巻かれて痛々しい。




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