御曹司の溺愛エスコート
桜はキスを受けながらそんな事をチラッと考えたが、すぐに何も考えられなくなった。


蒼真の舌が桜の歯列を割って舌を絡ませる。
桜は立っていられなくなり、ずるずると座り込みそうになった。


蒼真は桜を抱き上げるとベッドルームに連れて行き白いシーツの上に降ろす。
白いシーツに縫い付けるように覆いかぶさり耳たぶを甘噛みする。


「ん……あっ……」


甘い声が桜の口から洩れる。


桜の首筋にキスをおとしながらゆっくりとワンピースのファスナーを外して行く。


戸惑う表情をするが桜は抵抗しなかった。


ワンピースを脱がされた桜の白い肌がピンクに染まった。
慣れてない動きに全てが愛しくて可愛く、桜の全てが欲しかった。


白人に血が混ざっているせいで桜の肌は雪のように白く、絹のように滑らかだった。




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