御曹司の溺愛エスコート
その間に桜はパーコレータをセットし、冷蔵庫を開けて何が出来るか見る。


1人暮らしの長い桜は手早く朝食を作った。


作り終わった頃、蒼真がチャコールグレーのスーツとストライプのネクタイを締めて姿を現した。


「いい匂いだ」


テーブルの上にベーコンエッグとレタスの皿。
トーストもいい具合に焼けており、コーヒーの香ばしい香りが漂っていた。


桜はスーツを着てビシッと決まった蒼真を見て、まだローブ姿の自分の姿が恥ずかしくなる。


「おいしいよ。ありがとう」


ベーコンエッグを一口食べて蒼真が言うと、桜も食べ始めた。


「蒼真兄さま、美容室に行って来ていい?」

「美容室?」


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