御曹司の溺愛エスコート
「桜ちゃんからもらえるものなら何でも嬉しいと思うけどな?」

「そうでしょうか」

「お仕事は何しているの?」


洋子に聞かれて正直に話そうか迷った。


「病院関係です」

「じゃあ、万年筆なんかどう?」


病院関係と聞いて洋子は病院の事務職かと勘違いをした。


「そうですね。それが良いかも……」


少し考えてそのプレゼントが最良のような気がしてきた。


今の所蒼真にアルバイトはばれていない。
後ろめたさを感じつつも今の生活が桜にとって幸せだった。


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