御曹司の溺愛エスコート
外は暗くなっていた。


なんてバカなんだろう。
お店にバッグも鍵も置いてきちゃった。
皆に合わせる顔がない……。
誰にも会いたくない。
このまま死んでしまいたいとまで思ってしまう。


蒼真兄さま。
ごめんなさい……。 


桜の目から涙が溢れ出た。


ここで眠ったら朝には死ねるかな。


身体は麻痺していて何も感じない。


眠りはすぐそこまで来ていた。


もう何も考えないで済む……。






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