御曹司の溺愛エスコート
「さあ、暖かい紅茶です」


目の前のテーブルに紅茶と焼きたてのパンが出された。


「ありがとうございます。おいしそう」

「どうぞ召し上がってください。ちょうど家内が焼いたところでした」


まだ夕食を食べていなかった桜は一つ焼きたてのパンを手にして食べ始めた。


「それでは隣の棟におりますので何かありましたらそこの電話の一番を押してください」


管理人は頭を下げて出て行った。


部屋の中は暖炉の火で暖かくなった。
そうなるとだんだんと眠くなる。


蒼真兄さま、心配している……。
管理人さんに聞けば蒼真兄さまの番号はわかるだろうか。



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