アイドルに愛されちゃったお姫様♪



「香織、あたしは大丈夫だから教室戻ろう」


「あたしに嘘ついたって無駄だよ?泣いたんでしょ?目真っ赤」


「…」


本当に、香織ってすごい。
なんでもわかっちゃうんだもん。



「優くんと話したの?」


「…うん」


「優くん、なんて?」


「付き合ってないって…言ってたんだけど…。
あたし、信じれなくて…。優、俺のこと信じてくれないんだな…って」


あたしの話を何も言わずに聞いてくれる香織の優しさに、また涙が出る。


「そりゃあ…あの写真見ちゃったらね…。
でもね、美香が優くんのこと信じてあげなきゃ」



「そう…だよね…」



「泣きたくなったら、あたしに頼って。あたしたち親友なんだから」


その言葉に、我慢していた涙が一気に溢れだした。






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