見せかけのヤンキー彼氏君
「祐谷さん…」


「!!!?」


工藤先輩は不気味な笑顔を浮かべて…近づいて来た。


「……話があるんだけど…」


「私には話なんてありません…」


「……俺は話があるんだ!!来てくれる?」


工藤先輩は上着のポケットからカッターナイフを取り出した。


「!!!?」


「君はどっかに行っちゃって~」


知佳ちゃんは私に囁いた。


「桐生君…呼んで来る」



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