君星

「助かったんだし!!いいじゃん?」


ねっ?と梢ちゃんをなだめる。



「良くない良くない!」



全然納得してくれない。。。



「てかさっ!!誰が助けてくれたの?」


「えっっ!」


急に飛んで得きた質問に慌てる私。



「何、そんなに慌てて。あやしい～」



言おうか。…いや、でも隠すことじゃないよね。



「い、一ノ瀬　奏…」



ゴニョゴニョと言った私に



「えっ?何?聞こえないっ?」



って、梢ちゃん絶対聞こえてるでしょ…



「一ノ瀬　奏!」



さっきより少し大きい声で言った。



ちょっとデカすぎたかも。