先輩の喉が渇く=僕が走る



こけたせいで信号は間に合わないし、


そのせいでまだくすくす笑われてるし。


周りにほかの人がいなかったのが唯一の救いだった。



青になっって走り出した僕に向かって
姉的な人は

「転ばないように気をつけてねー。」

と、叫んだ。


ほんとに、

周りにほかの人がいなかったのが唯一の救いだった。




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