色に香りに摩訶不思議
★
「でもさ、どうやったら体臭って変えられるの?」
「そんなの簡単よ」
「マジで? 簡単なの?」
「ヒロ、ヒロ……あたしを抱きしめて」
「っていうか、もう抱きしめてるけど? さっきからさ、ずっとずっと美和を抱きしめたまんまなんだけど」
「もっと抱きしめていて。あたしの移り香をしっかり抱き留めて」
「美和の移り香ってさ、どんくらいの時間さ、ボクの臭いのを防げるの?」
「休み時間ごとに抱きしめてくれないと防げないと思うわ」
「休み時間ごとに美和を抱きしめなきゃ効果ないの?」
「うん、授業中に効果切れちゃうわよ」
「でもさ、休み時間ごとにって、どこでボクは美和を抱きしめたらイイの?」
「あたし、屋上で待ってるわ」
「美和、ホントに?」
「うん、本当よ。あたし、ヒロが屋上に来てくれるの待ってる」
「美和、ありがとう! 体臭が臭いボクなんかのために、わざわざ休み時間ごとにボクを助けてくれるなんて」
「ヒロなんて大嫌いだけど……でも、あたし……ヒロなんて、ヒロなんか、あたしの匂いになっちゃえ!! あはは!!」
★ ★ ★
「でもさ、どうやったら体臭って変えられるの?」
「そんなの簡単よ」
「マジで? 簡単なの?」
「ヒロ、ヒロ……あたしを抱きしめて」
「っていうか、もう抱きしめてるけど? さっきからさ、ずっとずっと美和を抱きしめたまんまなんだけど」
「もっと抱きしめていて。あたしの移り香をしっかり抱き留めて」
「美和の移り香ってさ、どんくらいの時間さ、ボクの臭いのを防げるの?」
「休み時間ごとに抱きしめてくれないと防げないと思うわ」
「休み時間ごとに美和を抱きしめなきゃ効果ないの?」
「うん、授業中に効果切れちゃうわよ」
「でもさ、休み時間ごとにって、どこでボクは美和を抱きしめたらイイの?」
「あたし、屋上で待ってるわ」
「美和、ホントに?」
「うん、本当よ。あたし、ヒロが屋上に来てくれるの待ってる」
「美和、ありがとう! 体臭が臭いボクなんかのために、わざわざ休み時間ごとにボクを助けてくれるなんて」
「ヒロなんて大嫌いだけど……でも、あたし……ヒロなんて、ヒロなんか、あたしの匂いになっちゃえ!! あはは!!」
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