あなたの存在



あれから2年がたった。


私は高校生になった。


沙希とは今だに文通をしている。


「麻璃ー???次移動教室だよ??行こー」


『あーうん。今行くー』


平凡な幸せな日が続いている。


そんな時、友達の梨茄が言った。


「そーいえば明日、転校生が来るらしーよ♪♪」


『へえぇ〜』


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