愛してる


side トラ



家に着くまでずっとルカの手を握っていた。


ルカは自分をひとりぼっちだと思っている。



俺が側にいなくちゃルカは壊れてしまう


俺がそう感じるくらい
ルカは


いやルカの歌は切ない
まるで誰かに捧げるレクイエムのように…


「着替えてまってろ」

そう言ってルカの手を離した時でさえ


ルカがどこかに消えてしまいそうで怖かった。
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