青春途上中
「貰った。腹減ったし、丁度いいかなって思って」

「知らない人から貰うなって、お母さん何回も言ったでしょーう?」

「てめぇら、何のコントだァ?」

何しに来たのか松橋の後ろに立って苛立ちを隠せないでいる伊崎がいた。

「何しに来たんですかー?
屋上に帰れ!ハウス!!」

「犬扱いしてんじゃねぇよ!!!」

「犬扱いじゃなくて駄犬じゃん」

ケラケラと祥太は伊崎を指差し笑った。






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