天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

お願い

【密歌side】

「おかえり。来てくれてありがとな。」

「ただいま♪いいのいいの。私、久しぶりにパパの会社に来てみたかったところだし。」

「そっか。篤夜も仕事中だったのに悪かったな。」

「いえいえ大丈夫です。これも仕事のうちなので。」

「ありがとな。」

「お礼を言われることではありませんよ。でわ、お茶を入れますね。」

「ありがと。密歌、そこにでも座っていいから。」

「うんわかった。」

私はソファーに座り、篤夜はお茶を入れに隣の部屋に行った。

「密歌がいったやつら学園にやっておいたから。」

「ありがと。助かるわ。」

パパは、社長席から立ち上がり私の目の前のソファーに座った。

「じゃあ、さっそく今日のこと話すね。」

「あ〜頼む。」


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