天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
校門の前に到着。
「「「「「「「キャーーーー」」」」」」」
校門を通ったらところで騒ぐ女生徒たち。
「相変わらず素敵〜〜、湊様〜〜。」
「こっちみて〜〜湊様〜〜〜。」
もちろん湊が目的。
相変わらず湊のモテっぷりはすごい。
でも、そんな言葉に答えず湊は、学園に向かう。
「素敵〜〜、密歌様〜〜。」
「こっちみて〜〜密歌様〜〜。」
で、湊がモテるのはいいとしてなぜ私まで呼ばれなければならない??
私なんかよりあなたたちの方が可愛いと思うけど……
「皆さん、ごきげんよう。」
私は、湊と違い笑顔で挨拶した。
「「「「「「「キャーーーー」」」」」」」
相変わらず元気だね、みんな。
私は、挨拶した後に湊についていく。
いや、これは、ストーカーじゃなくて私と湊は、同じクラスだからよ。
勘違いしないでね。
「湊、待ってよ。」
「早くしろ!!置いてくぞ。」
湊は、冷たいことを言うけどちゃんと私のことを待ってくれる。
やっぱり、湊は優しいね。