天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜

校門の前に到着。

「「「「「「「キャーーーー」」」」」」」

校門を通ったらところで騒ぐ女生徒たち。

「相変わらず素敵〜〜、湊様〜〜。」

「こっちみて〜〜湊様〜〜〜。」

もちろん湊が目的。

相変わらず湊のモテっぷりはすごい。

でも、そんな言葉に答えず湊は、学園に向かう。

「素敵〜〜、密歌様〜〜。」

「こっちみて〜〜密歌様〜〜。」

で、湊がモテるのはいいとしてなぜ私まで呼ばれなければならない??

私なんかよりあなたたちの方が可愛いと思うけど……

「皆さん、ごきげんよう。」

私は、湊と違い笑顔で挨拶した。

「「「「「「「キャーーーー」」」」」」」

相変わらず元気だね、みんな。

私は、挨拶した後に湊についていく。

いや、これは、ストーカーじゃなくて私と湊は、同じクラスだからよ。

勘違いしないでね。

「湊、待ってよ。」

「早くしろ!!置いてくぞ。」

湊は、冷たいことを言うけどちゃんと私のことを待ってくれる。

やっぱり、湊は優しいね。


< 20 / 278 >

この作品をシェア

pagetop