天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「なにそれ?」
「何語だ?」
「暗号か?」
みんなは紙をみた瞬間に言った。
さすが湊。
勘が鋭いね。
「湊の言う通り暗号みたいよ。」
「暗号?」
「なんて書かれてるんだ?」
愛梨は首を傾げてる。
可愛い。
「まぁ私が解読するよりいいでしょ。はい、愛梨。なんて書いてあるか読んでみて。」
私は愛梨に紙を渡した。
「な、なんで愛梨!???」
龍夜がなんで!??って言う顔をしている。
「だってその暗号、愛梨がよくわかる暗号だと思うし。」
そう。
あの暗号は愛梨が…
あの人たちにとっては日常茶飯事の暗号だもん。
わかんないわけない。
「??」
龍夜は訳わかんねーって言う顔をしている。
まぁ、バカの龍夜にはわかんないか。(笑)(←失礼)