天然な女の仔×クールで無口な男の仔の物語 〜前編〜
「あれ、もうそんな時間っすか??じゃあ、そろそろ戻りますね。」
私は、教室にかかっている時計を見た。
もう授業が始まる5分前になっていた。
ってか今、予鈴なってるし。
「じゃあ、また来ます。バイバイ密歌先輩♪あ、あと湊先輩も。」
冬馬くんは、私にニコッと笑顔で言った後に湊に何か耳打ちした。
冬馬くんは、手を振りながら走って帰って行った。
「チッッ」
湊は、冬馬くんに向かいながら舌打ちをした。
冬馬くんは、湊に何を言ったんだろう??
私は、この時、あんなことを言われてたなんて知る由もなかった。
ある事件をきっかけにこの言葉を知るなんて………