さよなら、ブラック




あの日を境に、歩への思いは日に日に募っていった。




そして、彼の部屋へ時々遊びに行けるようになった。




部屋で一緒にDVDを観たり、シングルベッドに二人寄り添って昼寝をしたり。




だけど、歩はわたしを抱きしめたりキスすることはあっても、それ以上は手を出さなかった。



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