さよなら、ブラック




「ねえ」




歩はわたしにタオルケットをかけてくれた。




「俺は、みちるを傷つけるようなことはしないよ」




手を伸ばして、わたしの頬をそっと包む。




温かい手。




いつもわたしを包んでくれる大きな手。




この手にずっと包まれていたい。



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