さよなら、ブラック




どうして。




どうしてあなたは、そんなに優しいの?




どうして真っ黒なわたしのために、そんなにきれいな涙が流せるの?




そっと歩の頬に触れると、彼はやわらかい笑みを浮かべた。




その表情を見て、わたしの体の芯が熱をおびた。




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