さよなら、ブラック
そして、最後の1つ。
自分のことを、「汚い、醜い」と思っている人へ。
「きれいでいたい、という気持ち」があれば、「美しいものを美しいと感じられる心」があれば、もうそれで、美しいんです。
汚くも、醜くもない。
自分の色は、自分で作っていけます。
どうぞ、自分の力を信じてください。
みちるも、最後に「きっと素敵な色になる」と言っていました。
誰だって、素敵な色になれるんだよ、ということを伝えたかったんです。
文章力がないので、こんなところでいろいろと種明かしの解説をしてしまいましたが…
どうでしたか?
どこかひとつでも、心に響くシーンがありましたでしょうか。
こればかりは、読んでくださった方が感じることですから、あとは皆さまに委ねるしかありません。
わたしからのメッセージが少しでも届けば、考えるきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。
ずいぶん長いあとがきになってしまいました。
こんなところまで読んでくださった、あなた。
本当にありがとうございました。
海野かもめ