さよなら、ブラック




わたしにとっては、あり得ない色使い。




だけど、このシャツはわりと高価なものなんだと、歩に教えてもらった。




それを聞いて以来、これをいいと思えないわたしの方がセンス悪いのかも、と、自分の服のセンスに少し自信をなくしかけた。




でも、服は値段じゃないと思う、と自分を奮い立たせた。



< 82 / 203 >

この作品をシェア

pagetop