歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦
ビールを一口飲みながら言う健二。




「ハハ。そっか…」



健二‥いつもの勢いないな……

いつもは酒のペース早いくせに…なんか調子が乗らないみたい。


無理もないよね。

慶がいないんだから…



健二は慶と昔から友達だし‥いつも一緒にいたみたいだから、そんな友達が急に隣からいなくなったら、そりゃ元気なくなるよ……

私なんかより‥健二は慶のこときっと知ってるし……





てゆうか、私たちの席ノリ悪いよね(汗)

暗いし…


いくらなんでも、空気読めてないかも……




「…まぁ、せっかく飲みに来たんだし・・今日はとことん楽しもうよ」


2人の肩をポンと叩く。



「……そだな」

「了解★」


2人はニコッと笑った。







“〜〜♪〜♪♪”


すると、私の携帯が鳴る。




「ちょっとごめん〜」
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